焼肉はご飯が進むし、ビールも旨いけれどカロリーが心配です。でも、焼肉は食べたいですよね?
そこで注目されているのがホルモンです。焼肉において、ホルモンはカルビやロースなどと比べると低カロリーというイメージがあります。
焼肉をしてもカロリーの心配がいらないならばこれほどいい話はありません。
なので今回はホルモンのカロリーについて調べてみました。
この記事でわかること
1.「ホルモン」が焼肉の中でも低カロリーな理由!
2.「ホルモン」の落とし穴!?ハイカロリーになってしまうケースを紹介!
3.通販で買える「カロリーが気になる方にオススメ」のホルモン商品!
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ホルモンは低カロリーってホント!?
そんなあなたには、当記事が参考になりますよ。
ぜひご覧ください(`・ω・´)ゞ
ホルモンのカロリーが低いのは「平滑筋」だから?
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ホルモンとは、「牛や豚などの臓物」をさし、語源は「捨てるもの」という意味の関西弁に由来するとも生理活性物質(インスリン、アドレナリン、エストロゲンなど)のホルモンに由来するともいわれており、諸説あります。
部位も多く、ここに全て並べるのは難しいくらいたくさんの種類があるのですが
とりあえず「ホルモンって何?」って聞かれた時は「内臓」のことだと考えれば大丈夫です。
ホルモン=「内臓肉」のこと
ホルモンの種類について詳しく知りたい方はこちらの記事も参考にしてみてください!
このようにホルモンは「内臓」ですので、
カルビやバラ肉、ロースとは「肉の性質」が異なります。
いわゆるカルビなどの赤身の部分は「筋肉」ですが
それは正確には「横紋筋」と呼ばれるものに相当します。
こちらは腕や胸、背中などの「骨格筋」を形成しており
動物が意識的に動かせるため「随意筋」とも呼ばれています。
それに対してホルモンに該当する大腸や小腸は「平滑筋」と呼ばれ
動物の意思で動かせない「不随意筋」になっています。
唯一「心臓」だけは例外で運動量も多いことから「骨格筋」になっています。
このように、そもそもカルビ、バラ、ロースなどの赤身肉に対して
ホルモンは肉質から明確な違いがあります。
これが大事なポイントになるのですがこの肉質の違いから
カルビやバラ肉が「脂肪を含んだ部位」であるのに対して
ホルモンは「脂肪が比較的少ない部位」であるという特徴があります。
カルビやバラやロースは骨格筋ですから、筋肉に脂肪がくっついているか
その中に脂肪が入り込んでいます(いわゆる霜降り肉)。
身体を動かす、物を持つなど、その仕事量が大きいために脂肪としてエネルギーを蓄え常に供給できるようになっており、焼肉においては脂肪がついた状態で提供されるわけですから
どうしても脂肪分は多いと言わざるを得ません。
しかしながらホルモンの筋肉である平滑筋はその性質上、筋肉の中に脂肪が入り込むことはありません。骨格筋に比べ、運動量は大きいわけではないですが、常に運動することを要求されるため
より丈夫で弾力があり、損傷しづらい構造になっています。
ホルモンの独特の食感はこの肉質に由来しています。
しかしながら、腸に脂肪がついたり、肝臓が脂肪を蓄えすぎてしまうケース(いわゆるフォアグラ)もあることはあります。
とはいえ余分な脂身になるのでホルモンを焼肉屋で提供するときは
ついている脂肪をある程度そぎ落とす傾向にあるようです。
以上のことからも、ホルモンは肉質的にも比較的カロリーが少ないと言えそうですね。
ホルモンは赤身肉とは肉質が違うのでカロリーが低めになる。
ホルモンは脂が多い !?焼くと滴る液体の正体とは?
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とはいえ、ホルモンを焼肉にして食べるときに少し気になるのは、あのジュワッとした旨みとまろやかさ。それと、焼くときに出る、ジュッと滴るものではないでしょうか?
それを目の当たりにすると、「本当に低カロリーなのか?」と疑問が頭をよぎります。
「実はホルモンは脂が多いんじゃないの?」とギモンに思った方もいるのではないでしょうか?
結論から先に言いますと、確かにホルモンにも脂肪分はあります。
ですが前述した通り、ホルモンを構成する平滑筋は骨格筋などの横紋筋と比べると脂肪分が少ないです。その少ない脂肪分が、焼肉をすると熱で脂肪が溶け滴り、流出していくわけです。
結果として、脂が表面に浮き出ているのでジューシーな口当たりはあるものの、焼く時点で脂肪分は流出し、その中に含まれる脂肪分はだいぶ減少しているのです。
その観点においても、ホルモンは脂肪分が少ない、つまりカロリーが比較的少ないと言えますね。
ですので、実は焼肉自体は「肉料理としては」比較的脂肪分を控えた調理法ともいえます。
低カロリーなホルモンの落とし穴!?カロリーが高くなってしまう場合も!
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これまでホルモンは基本的に低カロリーであることをお伝えしてきましたが
実は低カロリーなハズのホルモンが高カロリーになってしまうケースもあるので
ここでご紹介しておきたいと思います。
意外と陥りやすい落とし穴なので皆さんも以下の点に注意しましょう。
濃い味付けに注意!
ホルモンを食べる時は食感を楽しむということもありますが
大体はなにかしらの味をつけて食べることが多いです。
実際ホルモンを甘辛いタレで和えて焼いて食べるのはとてもおいしいですよね。
確かにおいしいのですが、当然のことながら、味が濃くなることでカロリーは高くなってしまいます。
なのでカロリーが気になる方は、味付けを塩やレモンなど軽いもので抑えると良いでしょう。
味付けを抑えることで次に紹介するもう一つの落とし穴を回避しやすくなります。
白米やビールの食べ過ぎ飲み過ぎに注意!
皆さんはホルモンを始めとした焼肉をする時は、肉だけを食べますでしょうか?
もちろんホルモンと一緒に、野菜も焼いて食べるとは思いますが
焼肉は、ご飯が進むし、ビールを始めとしたお酒と一緒だとなお美味しく感じますね。
ですのでついつい焼肉一回あたりの摂取カロリーは必然的に増加しますね。
人によってはご飯の他に冷麺やビビンバを頼んだりする方もいると思いますが
いずれにしてもそれらは炭水化物。どうしてもカロリーの高いものとなりますね。
ビールなどはアルコールに加えて糖分が含まれているものも多いですから
これもカロリー高め注意報が出ますね。
確かにホルモン自体のカロリーは低くても、一緒に食べたり飲んだりするものが増えてしまえば
どうしても総じてカロリーや炭水化物が多くなってしまう傾向にあります。
これらは先に紹介した味付けを抑えることである程度抑制することができます。
ホルモンを食べる時は「濃い味付けと白米・お酒に注意」と覚えておきましょう!
ホルモンを食べる時は「濃い味付け」と「白米・お酒」に注意!
通販で買える「カロリーが気になる方にオススメ」のホルモン商品
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ここではカロリーが気になる方にオススメのホルモン商品を紹介します。
カロリーが少なめのホルモンの中でも特に少なめの部位を中心に厳選してみました。
若狭牛の牛若丸「厳選国産牛ミノ500g」参考価格4500円
厳選した国産の牛ミノを使用していて
牛若丸独自のカットで引き出される味と食感は絶品です!
冷蔵商品なので肉質が良好に保たれているのもポイント。
掛け紙や「のし」にも対応しているので贈り物にも最適です!
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博多もつ鍋と馬刺し柚子もつ鍋松葉「和牛センマイ刺し300g」参考価格4980円
センマイのカロリーは100gあたり約62kcalとかなりの低カロリー。
そんなセンマイを丁寧に下処理して細切り加工したのがこちらの商品です。
付属の特製のセンマイ刺しだれと高級柚子胡椒でいただくサクサクとした食感のセンマイは
おつまみにピッタリです!
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グルメショップすみよし「国産牛ハツ500g」参考価格1560円
ハツは牛の心臓に当たる部位。
希少なハツを安価に楽しめる商品です。
見た目はレバーのようですが臭みがなく
独特の歯ごたえ・弾力が人気の部位です。
送料が別でかかるのでまとめ買いがオススメです!
おわりに
ホルモンは焼肉の中でもカロリーが比較的少ない食材です。
美味しく楽しく、しかも健康的に焼肉を楽しむためにホルモンは最適な食材と言えるでしょう。
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皆さんも食べ過ぎに注意しながら、ホルモンを楽しみましょう!