ローストポークがおいしくできる!低温調理がオススメ!!

肉の2929事典


みなさん、こんにちは!
今回のテーマは、食卓を彩る贅沢な一品、ローストポークについてです!

高級レストランで注文するのも良いですが
自宅でも本格的な味わいを楽しむことができるんです!

ではローストポークの魅力とは何でしょう?
それは食欲をそそる素敵な香り、さらにジューシーな食感と、深い味わいにあります!
そしてできればそれを最大限発揮させたいと思うのではないでしょうか?

今日は自宅で極上のローストポークを作る方法を探求していきます!

この記事でわかること

1.ローストポークを作るのに最適な調理法!
2.おいしいローストポークを作るためのレシピ!
3.ローストポーク作りにオススメな低温調理器!

おいしいローストポークをつくりたい!

そんなあなたには、当記事が参考になりますよ。
ぜひご覧ください(`・ω・´)ゞ

安全に調理するための加熱時間は「中心温度63℃で30分以上!」

ローストポークを作るときに代表的な調理法には
「オーブン」「低温調理」の2つがあります。

豚肉はご存じの方も多いと思いますが牛肉と比べて雑菌が多い食肉です。

なので特に厚みのある肉だと中心まで十分に加熱されず
雑菌が残ってしまう危険性があります。

厚生労働省の基準では豚肉の中心温度で63℃で30分以上加熱するように指示されています。

豚のお肉や内臓を生食するのは、やめましょう

できれば清潔な温度計を用いて中心温度を実際に測ると良いです。
特に肉が赤い場合は再加熱し、生焼けにならないように注意しましょう!

では以上を踏まえた上でそれぞれ調理法をみてみましょう。

オーブン調理での推奨温度は140℃!

肉のローストで最も多い失敗が硬く縮んでパサパサの食感になってしまうこと。
コレを防ぐには低音でできるだけゆっくりと加熱することが大原則です。

オーブンで加熱する際に推奨される温度は140℃です。

『ローストポーク①  〜理論編』
今回、ローストポークを、①理論編と、②実践編に分けて解説しますので、お付き合い下さい。 実践編はこちら。 『ローストポーク② 〜実践編』では、実際にローストし…

また庫内が狭いと壁面からの反射熱や上火の影響が強くなり
温度のコントールが難しくなります。

これから購入される際はできるだけ庫内が大きいものを選ぶと良いでしょう。
またオーブンが狭い場合は肉の表面をアルミホイルで包むことが有効です。

またオーブン庫内の温度にはばらつきがあります。
表示されている温度を鵜呑みにせずにオーブン用温度計で
実際に焼く場所の位置の温度を測るのも効果的です。

低温調理での推奨温度は60〜65℃!

低温調理はローストポークの加熱に最も適した調理法です。

タンパク質は60℃を超えると凝固反応が始まります。
肉も主成分はタンパク質です。

つまり肉が柔らかさを失い、固くなり始めるということです。
これが68℃を超えると離水してパサつき始めます。
これが固くてパサパサな肉になる原因です。

では60℃以下で煮込めば良いのかというとそんな単純な話ではなく
特に5℃〜55℃のエリアは様々な微生物が繁殖するだけでなく
毒素の分泌が活性化される温度帯になります。

つまりローストポークを柔らかくするには
60〜65℃というきわめて狭い範囲の温度で加熱する必要があります。
これを通常調理で行うのはかなり困難です。

ですが低温調理ならこういった温度設定を簡単に行うことができます。
ぜひ低温調理法を検討してみてはいかがでしょうか?

「低温調理」についてはこちらの記事で詳しく解説しています!

低温調理器で作る!ローストポークの人気レシピ!

低温調理器で作れるローストポークのレシピを載せますので実際に作ってみましょう。

材料
・豚ロース肉:500g
・塩:小さじ1(豚肉の重量の1%)
・こしょう:少量
・ローズマリー(好みのハーブ):1枚
・植物油:大さじ2
・植物油、バター(仕上げ用):各小さじ2
・黒こしょう(粗挽き):適量

①豚ロースをポリ袋に入れ、塩とこしょうを混ぜたものを振って軽く揉み
 味がなじむまで冷蔵庫で2時間〜一晩おく。
②豚肉を袋から出して水気を拭き、食品用耐熱袋に入れて
 ローズマリー1枚と植物油大さじ2を加える。
③袋を湯せん器に入れ、64℃で厚さ6〜7cm程度なら2時間半
 7〜8cm程度なら3時間半湯せん調理する。
 調理後、豚肉を袋から取り出し、水気を拭き取る。
④フライパンに植物油とバターを入れて中火で加熱する。
⑤バターの泡が静まったら豚肉を入れて全体に焼き色をつける。
⑥好みの厚さに切り分けて器に盛り、黒こしょうを振って完成。

心配なときは低温調理時に芯温計で豚肉の芯温を測ると安心です。
64℃に達してから最低30分加熱するようにしましょう。
芯温計を使うときは必ずアルコール消毒をしましょう。


ローストポークにオススメの「ソースレシピ」

ローストポークにピッタリなソースのレシピをご紹介しますので作ってみましょう!

すだちマヨネーズ
材料
・卵黄:1
・マスタード:15g
・サラダ油:150g
・すだち果汁:20g
・塩:少々
・白コショウ:少々

①卵黄、マスタードをボウルに入れ、サラダ油を少しずつ垂らしながら乳化させる。
②すだち果汁を入れ、塩、白コショウで味をととのえる。

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おわりに

今回はローストポークの作り方について述べさせていただきました。

皆さんもぜひ低温調理器を活用しておいしいローストポークを味わってみてください!

ぜひみなさんも試してみてください!

低温調理で作る「チャーシュー」の記事はこちらから読めます!


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